直前ですみません。今夜12時10分ごろから、NHKラジオ深夜便の「アジアリポート」のコーナーでお話しします。
今回は少し爽やかな話題です。
ところで、先日、スラバの「滞在許可の延長+11月の個展のビラ配り」のため、電動アシスト自転車で浜松に出てきました。
ちなみに、配ったビラはこちら。
今回のテーマは、要約すれば、
川の水が海を介してつながっているように、世界はつながっている。
ところで、私たちは普段、浜松の街中に出ることを「浜松に出る」と言います。
私たちが今、つまり一時帰国中に住んでいるのも浜松市なのですが、
今でこそ浜松市内でも、かつては浜名郡と呼ばれていたエリアで、
その位置も浜松市の西の端。
市の中心部とされる浜松駅までは、
13キロほど離れているからです。
今回の移動では、迷いにくい東海道ルートを選んだ上、
帰路はそれでも少し迷って予想外の道に出てしまったため、
浜松の街中であちこちを巡った距離も含めると、
全行程は30キロをゆうに超えたと思います。
それだけの距離を、電動自転車とはいえ、自分の足でこいで移動したというのは、
片足が義足になってから、椅子に座る時間が長くなっていた私にとっては、
一種の「現状打破」でした。
しかも、帰宅後も電動自転車のバッテリーは70%以上残ったまま。
ということは、頑張れば、まだまだ遠くに行けたはず。
大学に入った頃、自転車で旅行をするサークルの友達がうらやましかったけれど、
この調子なら、自転車で旅するのも夢じゃない?
今度は、もっと遠くに行きたい、行けるはず、
そう思えるのって、何て素敵なんでしょう。
アラフィフの義足ライダー。
人生の可能性は、いつどこで開けるか分かりません。
おまけは、
今回、最後にビラを配った場所で見つけた、可憐な花。
動くのも大変だけれど、まったく動けないのも、大変だよね。