イルクーツクの風の音 

ロシアの中部、シベリアの南、ヨーロッパ文化の辺境、アジアの片隅、バイカル湖の西にある街を拠点にしている物書きの雑記帖                  written by Asami Tada ©2020多田麻美

2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

よその芝生は隣でなくても青い&ラジオで「流通」について

暑中お見舞い申し上げます。というより、酷暑お見舞い申し上げます。 昨日、ローマに住む古いイタリア人の友人から、 「やっぱり北欧かカナダに住みたかったな~」というメッセージが届き、 「なぜ?」と訊いたら、理由の一つは「ローマは暑いから」。 誰も…

猫が飛ぶのも懐次第

現在、ロシアに入国する日本人が、 許可なく自由にロシアに持ち込める現金は、各自10万円相当までである。 イルクーツクに半年弱は住みたいと思っているフリーランスの私たちにとって、 これはかなり厳しい条件だ。 もちろん、経済制裁の影響で、日本からロ…