イルクーツクの風の音 

ロシアの中部、シベリアの南、ヨーロッパ文化の辺境、アジアの片隅、バイカル湖の西にある街を拠点にしている物書きの雑記帖                  written by Asami Tada ©2020多田麻美

2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

朝日新聞に書評

今日10月26日の朝日新聞に、『中国 古鎮をめぐり、老街をあるく』の書評が掲載されたようです。 評者は出口治明さんです。 https://book.asahi.com/article/12825103 変わらないことは、難しいとタイトルにありますが、私は変わることの良し悪しより、変わり…

「NHKラジオ深夜便」でロシアの学校についてレポート

報告が放送の後になってしまいましたが、NHKラジオ深夜便の10月12日の午前0時過ぎの放送で、ロシアの学制や始業式、大学の寮などについてお話ししました。留学時代の体験も交えています。聴き逃しサービスで10月22日まで聴けるようなので、ご興味があればど…

古鎮・老街 補記2 広州の漢方市場

秋らしい日が続いたイルクーツクだが、さすがに10月も半ばを過ぎると、だいぶ寒くなってきた。熱々のスープがおいしくなる季節には、絶品スープが家庭の食卓に並ぶ、広州の話題をば。 (2005年と2014年に広州の漢方市場を訪れた時の印象から) 生活に根差し…

古鎮・老街 補記1 2005年の香港を追憶

18歳の頃に東京の街中をあてもなく歩いた頃から始まって、古い街並みのなかをぶらぶらと歩くことは、すでに私にとっては人生の不可欠な一部となっている。 なので、以前17年近く住んだ中国についても、この秋に上梓した『中国 古鎮をめぐり、老街をあるく』…