イルクーツクの風の音 

ロシアの中部、シベリアの南、ヨーロッパ文化の辺境、アジアの片隅、バイカル湖の西にある街を拠点にしている物書きの雑記帖                  written by Asami Tada ©2020多田麻美

浜名湖花博&ラジオでお話&「ユーラシア後ろ歩き」更新

心華やぐニュースが少ない今日この頃、

たまには、華やか、かつ「花やか」な話題を

というわけで、

今回はまず現在開催中の浜名湖花博について。

 

浜松はじつは花の街。

植物園を兼ねた公園も2つあり、

それぞれに特徴があって、

植物好き、花好きにとっては、まさに心のオアシス。

 

今回はその内、3月23日から

花博の会場になっている、

1970年開園のフラワーパークへ。

百花繚乱の園内は、

やっと桜が楽しめる気候になったこともあり、

春の散策にもってこい。

 

誰が評したのか、世界一美しいとの評判のある、

「桜とチューリップの庭園」、

さらには没入型庭園、

草花を生やした熊やマスコットなどが

次々と現れて、まるで夢の中にいるよう。

温室も気合たっぷりで、

蘭のアーケードやガーベラの池など、

デザインの妙も楽しめました。

 

そして何より、多肉植物や大輪の花々などの

自然の造形の素晴らしさにはため息ばかり。

 

もう一つの浜名湖ガーデンパークでも、

明日から花博がスタート。

ますます花やぐ浜名湖畔です。

 

一方、シベリアの春、とくに晩春は

花以上に印象的と言ってもいいほど、

新緑が映える季節。

そんな緑の美しさを思い浮かべつつ、

明日の朝、ラジオでシベリアの春の森林についてお話しします。

といっても、森林火災の話題ですが……

 

NHKラジオ『マイあさ!』の

「海外マイあさだより」というコーナーで、

恐らく5時45分前後から始まりますので、

ご興味のある方はぜひ。

 

また、お知らせが遅くなって恐縮ですが、

水曜日には、メルマガ『ROADSIDERS’ weekly』(有料)に連載中の

「ユーラシア後ろ歩き」も更新されました。

ROADSIDERS' weekly .

今回も、ひーふー言いながら、

前進し(ようとし)ています。