イルクーツクの風の音 

ロシアの中部、シベリアの南、ヨーロッパ文化の辺境、アジアの片隅、バイカル湖の西にある街を拠点にしている物書きの雑記帖                  written by Asami Tada ©2020多田麻美

花も団子も芸術も

先月始まった、スラバ・カロッテの個展『Paintings with Books』、
お蔭さまで多くの方々に支えられつつ、開催中です。
展示は少なくともあと1か月は続くかと思います。

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ここが入り口です。

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今回は販売もしています。拙著も便乗。

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美味しいコーヒーで一息。

 

先回と同じく、会場はいろいろな人の縁や輪が繋がる場となっており、
私も恩師、同窓生、幼馴染、学生時代の先輩や後輩、北京時代の同僚や友人、親戚などの、そのほとんどは長らくご無沙汰していた方々と、
懐かしく貴重な再会の時間を過ごさせていただきました。
 
この引力はまるでパワースポットのようだと思っていたら、
すぐ隣にある元城町東照宮、つまり浜松城の前身である引間城のあった場所は、
浜松でも指折りのパワースポットなのだとか。
 
今回の展覧会はごく小規模なのですが、
近くに浜松城公園という大きな公園があり、春は散歩に最適。
桜はもう散り始めていますが、天気さえ良ければ、
うららかな春の陽ざしのもと、自然を身近に感じることができます。
時には、空気の中に初夏の香りさえ漂っていることも。

 

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癒す力満点の公園の魅力ゆえに、
お弁当を手にベンチで昼食をとる習慣ができ、
今年はまさに「花も団子も芸術も」と欲張った、
お花見三昧の春となったのでした。

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