明日14日は、ロシアの旧暦での新年。
こちらでは、「古い新しい年」と呼ぶ。
ややこしいが、一応は毎年1月14日で固定されているので、
中国の春節よりは覚えやすい。
というわけで、前夜である今は、
いったい古い年なのか新しい年なのかあいまいなのだが、
いずれにせよ私は半分寝正月。
しっかり休めるご身分、というのならいいのだけれど、
じつはそうでなくて、仕事疲れと
風邪薬の副作用で眠くなって寝てしまう寝正月。
ちなみにイルクーツクでは最近、弱く長い揺れが続いた地震があり、
その直後に布団に入った私はその晩、初夢を見た。
この上なく分かりやすいことに、建物の中で大地震に遭う夢だった。
揺れ始めた直後に建物から逃げ出し、自分は助かるものの、
建物は全壊してしまったため、
泣き叫びながら中にいた知り合いを探し、見つけ出す、という展開。
初夢でこれとは、げんなり。
夢占いを見ると、こういう夢には吉凶入り混じった意味があるらしい。
吉になる可能性が残されているのはいいが、
吉と凶という正反対のものが同居しているのは、どうも落ち着かない。
それはまさに人生そのものでもあるのだけれど。
それはそうとして、ロシアの初夢は明日以降に見る夢のはず。
ネジを巻き直して、いい夢見なくては。