イルクーツクの風の音 

ロシアの中部、シベリアの南、ヨーロッパ文化の辺境、アジアの片隅、バイカル湖の西にある街を拠点にしている物書きの雑記帖                  written by Asami Tada ©2020多田麻美

おおらかで多様な住宅事情

集広舎に連載中の『シベリア・イルクーツク生活日記』を更新しました。

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三つ子の魂、百まで、といいますが、

住むところが変わっても、関心がもてるものは、なかなか変わらないようです。

 

自然災害、建物のデザイン、街の美観、文化遺産、インフラ整備、福利厚生などなどの、

どのような面に重点を置くかによって、いろいろな意見がありうるのでしょうが、

私はおおむね、自然に息をしているような、イルクーツクの街並みが好きです。

もちろん、残念な面もいっぱいあって、

残してくれたらよかったのに、と思う建物はたくさんあるのですが、

保護の動きもちゃんとあります。

それらについては、

これからの原稿で取り上げていけたら、と思っています。