スラバの新しい絵を彼のサイトにアップしたので、お知らせします。
新しい年の初夢、ならぬ初作品で、モスクワ郊外の教会です。
ちなみに、私の今年の初夢は、とっても鮮やかで美しい、
どこか抽象画のような情景が目の前に浮かぶ、
というものでした。
ステンドグラスのように光っていたのは、
まさに美の浄土、洗練された構造の結晶。
これまでの人生で見た夢のなかで、一番美しい夢だったかもしれません。
夢はしばしば現実より美しかったりしますが、
私に細部を思い出せる記憶力と、
すべてを再現できる画力があれば、
と残念でなりません。
でも、文章を書くのに、すてきな音楽が役立つように、
美しい情景もきっと、書く営みを助けてくれることでしょう。
何はともあれ、今、いろいろとビザの壁にぶつかっています。
ビザが出なければ、本格的に仕事を展開するのは難しいのに、
ビザを出す条件が「経済的安定」だというのは、
何とも皮肉。
でも、夫婦ともにフリーランスだと、安定の証明はけっこう難しい。
心から難民収容施設の人々に同情してしまう今日この頃。
でも、夢はまだまだ美しい。
その夢が遠ざかりすぎないうちに、がんばらなければ。