イルクーツクの風の音 

ロシアの中部、シベリアの南、ヨーロッパ文化の辺境、アジアの片隅、バイカル湖の西にある街を拠点にしている物書きの雑記帖                  written by Asami Tada ©2020多田麻美

緑のイルクーツクとモップ猫とラジオテキスト5月号の「商売で『動く』」

イルクーツクは、いよいよライラックも咲いて、春満開。

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でも、シベリアの春は、緑のみずみずしさがやっぱり目に染みる。

たとえば、中庭の緑、

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公園の小径を縁取る緑

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建物に寄り添う緑

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猫が戸惑う緑

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はしごと並ぶ緑

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モスコビッチ412まで緑!

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 話はちょっと変わって、

入れ物によって形を変える猫は、

まるで水。

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そして、ルンバも顔負けの。

最強移動モップ。

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つまり、こちらはエコの緑?

 

最後にお知らせです。

現在販売中のNHKラジオテキスト『まいにち中国語』に寄稿させていただいている口絵&巻末エッセイ「『乗り』ものがたり」、

試し読みは口絵のみで恐縮ですが、

5月号のテーマは「商売で『動く』」です。

これもじつは人力が多くて「緑色(エコ)」かも。