イルクーツクの風の音 

ロシアの中部、シベリアの南、ヨーロッパ文化の辺境、アジアの片隅、バイカル湖の西にある街を拠点にしている物書きの雑記帖                  written by Asami Tada ©2020多田麻美

2020-05-04から1日間の記事一覧

春は川辺、春は猫

昼間は初夏のような気温になっても、なかなか春の花が見られず、 彩りに乏しかったイルクーツク。 でも最近はさすがに、いかにも春らしい表情になり、 アンガラ川の岸辺の「氷の上に行くのは危険」という看板も、 役目をすっかり終えてバカンス。 雨が降ると…