イルクーツクの風の音 

ロシアの中部、シベリアの南、ヨーロッパ文化の辺境、アジアの片隅、バイカル湖の西にある街を拠点にしている物書きの雑記帖                  written by Asami Tada ©2020多田麻美

新連載『ユーラシア後ろ歩き』開始

突然ですが、今日から新しい連載、

『ユーラシア後ろ歩き』

が始まりました。

今回は、時間も空間も超えて旅します。

ROADSIDERS' weekly(有料メールマガジン)

 

昨年のブログで「いつかどこかに続く」と書いた、

空港での出来事やその先も出てきます。

 

今回の大事なテーマは、ニコライ・レーリヒの足跡なのですが、

今日まったく偶然にも、イルクーツクの敬愛するアーティストの友人から、

「じつは今、レーリヒをテーマにした展覧会を開いている」という知らせが。

正直、かなりびっくりしました。

 

そもそも、私のかつて訪れた土地の多くが、

「たまたま」レーリヒも訪れていた土地だった、

というのがこの連載を始めようと思ったきっかけだったのですが、

こちらも、偶然でありながら、ただの偶然とは思えない一致です。

 

まるで「偶然はただの偶然じゃない、諦めず、そのまま追い続けろ」

と背中を押されているような気がしました。

 

というわけで、有料で恐縮ですが、興味のある方はぜひご笑覧ください。