イルクーツクの風の音 

ロシアの中部、シベリアの南、ヨーロッパ文化の辺境、アジアの片隅、バイカル湖の西にある街を拠点にしている物書きの雑記帖                  written by Asami Tada ©2020多田麻美

ロシアのクリスマスと新年について(聴き逃しサービスで番組視聴可)

予告すべきところ、自分でもうっかりしていたので、お知らせが遅れてしまい、すみません。

1月5日に放送された、NHKラジオの番組「マイあさ!」の「海外マイあさだより」というコーナーで、ロシアのクリスマスや新年についてレポートさせていただきました。

 現在、「聴き逃しサービス」で配信されているようです。

海外からは聴けないので、自分では未確認のままで恐縮ですが、こちらから5日の放送分に入っていただければ、5時40分台から聴けるようです(配信は1月12日午前6時55分まで)。

ロシアのクリスマス・イブは、ユリウス暦に基づくため、新暦(グレゴリオ暦)では1月6日の夜。

以下は、そのイブの夜に空に飛ばした灯篭と花火。

 

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その後に訪れた教会で、ミサの讃美歌に心洗われ、

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日付が変わった頃に、キーロフ広場でツリーと氷の彫刻を観賞。

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番組でも述べていますが、

こちらではグレゴリオ暦の新年の後に、旧暦(ユリウス暦)の新年である1月14日を迎えるため、

昔風にいえば、今のロシアはまだ年末!

しかも、今はカソリックのクリスマスをそれなりに祝う人も増えているため、

祝日ムードは3週間に及ぶことに。

その間、機会があるごとに、友人や家族、親戚と杯を重ねるのがこちらの風習。

となると、ロシアのクリスマスが明ける頃には、

「休むのに(つまり飲むのに)疲れた~」という声が聞こえてくるのも、もっとも。

さすがに公式の休日は日本とあまり変わらず、年初の1週間のみなので、今日はこちらでも仕事始め。

ちょっとほっとしている人は多いことでしょう。