#7日間ブックカバーチャレンジ おまけで猫#bookcoverchallenge 7日目
最終日、選ぶのに困りすぎてしまったので、最終候補の3つをすべてアップ。
ブルガーコフ作、水野忠夫訳
『巨匠とマルガリータ』(河出書房新社)
学生時代に読んで、ノックアウトされた。引越しの時に泣く泣く一度手放したので、これは二代目。死ぬまで手元に置いて置きたい。
ラスプーチン作、安岡治子訳
『マチョーラとの別れ』(群像社)
ダムの建設によって失われることになった村の人々の最後の日々を鮮やかに描いている。これまで自分が追っていたテーマのうちの一つと見事に響き合っていて、内容は悲しいのに元気が出た。
『ロシアの挿絵とおとぎ話の世界』 解説・監修 海野弘(パイインターナショナル)
パラパラとめくるだけで癒される本のひとつ。タイポグラフィなども興味深い。まるで絵本の美術館。ロシアの人にとっても子供時代を思い出す本らしい。
今手元にある本はすごく限られているのに、7冊だけ選ぶとなると、けっこう難しい。
でも悩む過程で、本の価値の多様さに改めて気づくことができた。
頭を使う本も、感覚を使う本も、いざ紹介するとなると、難しいもんですね。
最後に、モデルの猫のガーニャに「お疲れさま!」