イルクーツクの風の音 

ロシアの中部、シベリアの南、ヨーロッパ文化の辺境、アジアの片隅、バイカル湖の西にある街を拠点にしている物書きの雑記帖                  written by Asami Tada ©2020多田麻美

2020-01-08から1日間の記事一覧

古鎮・老街 補記5 つかの間の再会-広東・湛江

昨年秋に亜紀書房より出版された拙著『中国 古鎮をめぐり、老街をあるく』の補記、その5です。 古鎮の顔はいろいろだ。風景が変わり、住人までが入れ替わっても、伝統芸能が脈々と受け継がれることで、原風景が感じられることがある。 かつて、旅の通過点と…