イルクーツクの風の音 

ロシアの中部、シベリアの南、ヨーロッパ文化の辺境、アジアの片隅、バイカル湖の西にある街を拠点にしている物書きの雑記帖                  written by Asami Tada ©2020多田麻美

『小説導熱体』に達智橋胡同をめぐるエッセイ

現代の中国文学を紹介する雑誌『小説導熱体』に、北京の胡同についてのエッセイを寄稿しているのですが、

今年8月に発売された第2号には、達智橋胡同についてのエッセイが掲載されました。

達智橋胡同と清末の維新派や、老舎の小説を映画化した『我這一輩子』、そしてこの映画の監督と主演を務めた石揮との関係に触れています。

http://www.hakuteisha.co.jp/book/b481294.html

興味がありましたら、ぜひどうぞ。

ちなみに、老舎の文学をこよなく愛したといわれる石揮が監督した『我這一輩子』は、胡同の庶民の生活風景が生き生きと伝わってくる名作です。