イルクーツクの風の音 

ロシアの中部、シベリアの南、ヨーロッパ文化の辺境、アジアの片隅、バイカル湖の西にある街を拠点にしている物書きの雑記帖                  written by Asami Tada ©2020多田麻美

NHKラジオ『マイあさ!』にてレポート ありのままの難しさ

来月12日にスラバの展覧会が迫っているため、

毎日あれこれ忙しくてなかなかブログを更新できず、

申し訳ありません。

じつは今朝、NHKラジオ『マイあさ!』でイルクーツクの今についてお話ししました。

聴き逃しサービスで残り10分15秒ぐらいのところから始まります。

プレーヤー | NHKラジオ らじる★らじる

今回は少ししんみりしてしまう話題となってしまいました。

 

いつも、できるだけ現地のありのままを伝えたいと思っていますが、

それが難しい。

朝の放送なので、あまり暗い話題ばかりでも、と思って、

ポジティブな話題も探すのですが、

やっと明るい話題を見つけたと思ったら、そこにもやっぱり戦争の影が……

 

いろんな立場の人がいて、いろんな状況が発生している中、

戦争どころじゃないと言う人や、「戦争なんて、どこ吹く風」

といった人もいないわけではないでしょう。

やっぱりある社会の状況を伝えるのはとても難しい。

反省点もありますが、次に生かして、またがんばります。