イルクーツクの風の音 

ロシアの中部、シベリアの南、ヨーロッパ文化の辺境、アジアの片隅、バイカル湖の西にある街を拠点にしている物書きの雑記帖                  written by Asami Tada ©2020多田麻美

イルクーツクの雪景色

うかうかしていたら、明日から3月。

さらに一週間ちょっと後の3月8日からは、

冬とお別れするお祭り、「マッスレニッツァ」の週が始まる。

厳しい冬とはいえ、お別れはちょっと寂しいので、

最近の雪景色を連ねてみたい。

 

まずは、どこか音符のようにも見える、

優雅なひなたぼっこ。

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まるで木の一部であるかのような、

小鳥たちのためのエサ箱。

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野ざらしなのに、風格はたっぷり。

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映画のセットみたいだけれど、やっぱり無いよりはあった方がいい。

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上に載っているものは何のシンボルだろう?

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前途は多難……。

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大洪水の時も冠水しなかったと言われる、通称エルサレムの丘。

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天然の丘の上に直接建てられた、世界でも珍しいとされる教会。

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窓の中をのぞいたら……そこは空だった。

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仲良しの双子のよう。

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春が近づいたら、つららや屋根の雪には要注意!

とくにつららは、危ないらしい。

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墓地のために建てられたという教会。

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街中にいても、ふとした瞬間に、視野がふわっと広がるのが、何だかいい。

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