イルクーツクの風の音 

ロシアの中部、シベリアの南、ヨーロッパ文化の辺境、アジアの片隅、バイカル湖の西にある街を拠点にしている物書きの雑記帖                  written by Asami Tada ©2020多田麻美

2022-02-15から1日間の記事一覧

温帯でとこなつ体験

先日、新しい足が来た。 つまり義足ができた。 義足を着ける前と着けた後で、 近所で時々会う人の反応が違うんじゃないかと思ったが、 あっけないくらい何の反応もない。 足を見て、「おっ」と言われたら、 「いやあ、じつは生えて来たんですよ」 と冗談を言…