イルクーツクの風の音 

ロシアの中部、シベリアの南、ヨーロッパ文化の辺境、アジアの片隅、バイカル湖の西にある街を拠点にしている物書きの雑記帖                  written by Asami Tada ©2020多田麻美

2023-01-24から1日間の記事一覧

たかが名前されど名前

人とは不思議な生き物で、人生、 好きなことだけ覚えておけばいいのに、 嫌いなこともよく覚えていてしまう。 昔住んでいたミシガンのこともしかり。 例えば、名前。 当時、仲良かった友達の名前は、もちろん憶えているが、 いじめっ子の名前もしっかり憶え…