イルクーツクの風の音 

ロシアの中部、シベリアの南、ヨーロッパ文化の辺境、アジアの片隅、バイカル湖の西にある街を拠点にしている物書きの雑記帖                  written by Asami Tada ©2020多田麻美

2022-02-20から1日間の記事一覧

あったりなかったりする人

出会ったばかりで、また別れ。 義足とのつきあいは、ちょっとじりじりさせられます。 なぜなら、義足というのは、 さあ、できました、 と一気に完成するわけではなくて、 立った時にふらふらしたり、ひどいガニ股になったりしないよう、 さまざまな微調整が…