イルクーツクの風の音 

ロシアの中部、シベリアの南、ヨーロッパ文化の辺境、アジアの片隅、バイカル湖の西にある街を拠点にしている物書きの雑記帖                  written by Asami Tada ©2020多田麻美

2021-11-03から1日間の記事一覧

包帯も適材適所

事情があって、包帯をよく使う。 よく使うので、よく買う。 じつは最初にロシアを訪れたときに驚いたのが、 薬局で売られている包帯の質だった。 たいていの品物の質の悪さには動じない私もつい、 これを「包帯」と呼ぶなんて恥ずかしくないのか? と思って…