イルクーツクの風の音 

ロシアの中部、シベリアの南、ヨーロッパ文化の辺境、アジアの片隅、バイカル湖の西にある街を拠点にしている物書きの雑記帖                  written by Asami Tada ©2020多田麻美

2020-06-16から1日間の記事一覧

個人、集団、そして個人 その2

結局、現地校のいろいろな授業に出ることで身についたのは、 たとえ先生や同級生の言っていることがあまり分からなくても、 ただじっと聞いていられる「忍耐力」だけだった。 だって、たとえ言っていることの10%、20%しか分からなくても、 聞くのを諦めた…