イルクーツクの風の音 

ロシアの中部、シベリアの南、ヨーロッパ文化の辺境、アジアの片隅、バイカル湖の西にある街を拠点にしている物書きの雑記帖                  written by Asami Tada ©2020多田麻美

2019-07-15から1日間の記事一覧

地続きならではの、そっくり料理

こちらに住み始めて、しばしば感じること。 それは、たとえ国境線がしっかりと引かれていても、地面がつながっていると、食文化もやっぱり近くなるんだということ。 なぜなら、シベリアでよく食べられている料理には、北京で食べた料理を思い出させるものが…