イルクーツクの風の音 

ロシアの中部、シベリアの南、ヨーロッパ文化の辺境、アジアの片隅、バイカル湖の西にある街を拠点にしている物書きの雑記帖                  written by Asami Tada ©2020多田麻美

2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

頼みもあだも……

目をちょっと凝らしてみる。 すると気づくのは、小さな変化の数々。 半年いないうちに、イルクーツクの町はマイナーチェンジしていた。 例は挙げればきりがないのだが、微小ながら、 けっこう社会の在り方と関わっているものもあったりする。 例えば、スーパ…