イルクーツクの風の音 

ロシアの中部、シベリアの南、ヨーロッパ文化の辺境、アジアの片隅、バイカル湖の西にある街を拠点にしている物書きの雑記帖                  written by Asami Tada ©2020多田麻美

音と共鳴するアートin 宮田村

2日に開かれた『イルクーツクの風の音』ライブペインティング、

予想以上に実り多く、思わぬ発見もあり、余韻ゆたかな集いとなりました。

いつも音の豊かさを教えてくれる夏秋文彦さんのライブ、リズムが踊るような佐藤慶吾さん(kuma chang)のパーカッションや弦楽器、音楽とのスピリチュアルな共鳴で生まれたスラバの心象風景、旧友との十年ぶりの再会、新たな胸の高鳴る出会いなどなど、人が集う場の素晴らしさを再認識させられました。

当日は、19日に発売される拙著

『シベリアのビートルズ イルクーツクで暮らす』

の簡単なご紹介もさせていただきました。

秋の爽やかな夜風がそよぐ晩に、

歴史の香りする三州街道沿いの『MIYADA村人TERRACE』さんで、

このように印象深く、創造的な催しを開けたこと、

たいへんありがたく思います。

 

展覧会は5日の午後3時ごろまで続きます。