イルクーツクの風の音 

ロシアの中部、シベリアの南、ヨーロッパ文化の辺境、アジアの片隅、バイカル湖の西にある街を拠点にしている物書きの雑記帖                  written by Asami Tada ©2020多田麻美

ミニミニ個展『Paintings with Books』のお知らせ

しばらく、ニュースを見たり読んだりしては、

ウクライナのことを議論して、

何も手につかない時間が続いた。

時事問題でここまで頭がいっぱいになるのは、

領土問題で日中がもめた時以来だ。

 

だが、目の前のことをおろそかにして、

そのまま干からびてしまうわけにもいかない。

自分たちにやれることを、地味にやり続けるのみ。

 

やれることとは、かくことと、つたえること。

 

そんなわけで、

3月26日から、浜松城公園の近くにある古本と珈琲のお店、

『八月の鯨』で、スラバのミニミニ個展が開かれます。

会期は3週間以上で、終了日は未定です。

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行くたびに、学生時代のようなわくわくした気持ちで

本やCDと接することができる『八月の鯨』さん。

香ばしいコーヒーの香り漂う、くつろぎの空間の一角に、

スラバの絵を置けるのは、とてもありがたいです。