地球上のどこにいても、子供用の遊具を眺める時間は、
私にとってひそかな憩いのひととき。
でも、夏の余香が残るアンガラ川沿いで先日見つけたこちらは、
遊具というより、ちょっとした建造物。
アンガラ川にそのまま浮かべられるんじゃないかとか、
空気が急に抜けたらみんな転げ落ちちゃうんじゃないかとか、
門の奥のボートはいったいどこに浮かぶつもりなんだろう、とか、
妄想入りの疑問を抱けばきりがないが、
きっとポイントは、ふわふわなのに象が軽々と上に乗ってる反逆&倒錯感。
「100人乗っても大丈夫!」の何とか物置などとはまた別の、
ちょっと飛んだ次元にあって、
何だか愉快。